こつこつわくわく四季おりおりに

東京下町の片すみの四季おりおりの風景を気ままに。

浜辺の花、4月

空き家のまま残っている徳島の実家に帰省中。父が亡くなって以来、年に3回程帰省して庭の草むしりをしたり、生垣を剪定してなんとか維持してきましたが、家も築45年を超えあちらこちらに痛みが酷く限界が近づいています。

 あとはいつ諦めるか、だけ。田舎に住むという選択は正直ありません。多分あと10年は頑張れない。


そんな思いを抱きながらの帰省。

今までは仕事があったので忙しない帰省でしたが、今回は一週間とのんびりです。


草むしりの後、午後、近くの海岸の防波堤をゆっくりジョギング。


「ハマダイコン(浜大根)」の群生が咲いていてとても綺麗でした。



「ハマヒルガオ(浜昼顔)」も薄桃色の花が春らしいです。


実家の庭にも、色々な小さな花が(いわゆる雑草ですが)我が物顔で咲いていましたが、申し訳ないなあと思いながら、せっせと引っこ抜きました。

いやぁ疲れた。


(2023年4月中旬、徳島県海陽町)

隅田川テラスの小さな花たち、4月

昨日に引き続き、隅田川テラスで見つけた花をご紹介します。今回は、花壇などの片すみにさいていた小さな花たち。


「イモカタバミ(芋片喰)」。ベニカタバミとよく似ているのですが、これはイモカタバミではないかなあと思います。最近はあちらこちらで群生しているのを見かけます。綺麗な花ですね。汐入公園の土手にて。


「ハハコグサ(母子草)」。春の七草のひとつ。七草ではゴギョウと呼ばれています。


「ヘラオオバコ(箆大葉子)」。穂の周りに白い輪を形作っているのは雄しべ。環境省指定の要注意外来生物に指定されています。


「マツバウンラン(松葉海蘭)」。ウンランは海岸に咲く花で、花の形がランに似ていることから。そのウンランに似ているということで、名づけられたそうです。


こちらは、「ツタバウンラン(蔦葉海蘭)」。葉が蔦になっています。石垣の隙間に張り付いて伸びていきます。


(2023年4月、隅田川テラス・墨田区、荒川区)

4月の木々の花、隅田川テラス

4月13日、14日は黄砂に見舞われて青空も薄っすらと霞んでいました。その分、良い意味で日差しは柔らかかもしれません。


隅田川テラスも色々な春の花が咲き始めました。


「ベニバナシャリンバイ(紅花車輪梅)」。小さく刈り込まれていますが、元々の木はかなり大きくなるようです。もちろんシロバナもありました。


「モッコウバラ(木香薔薇)」。レモンイエローの八重の花をぎっしりと咲かせています。

フジも見頃です。

こちらの藤は汐入公園にて。

同じく汐入公園で、桜の最後を彩る「フクロクジュ(福禄寿)」。元々荒川堤で栽培されていた品種だそうです。

(2023年4月中旬、隅田川テラス・墨田区、汐入公園・荒川区)