こつこつわくわく四季おりおりに

東京下町の片すみの四季おりおりの風景を気ままに。

4月の花、荒川自然公園

桜が若葉を茂らせると、藤の花が見頃を迎えました。以前はゴールデンウィークの頃に見頃を迎えていたと思うのですが、年々早くなり、今年はもう見頃です。
荒川自然公園の池のほとりの藤も見頃です。


木々の若葉も気持ちよいですね。

足元にはシランの紫色の花。


そしてたくさんの純白の小さな花も、ユキヤナギからコデマリに移りました。


(2023年4月中旬、荒川自然公園、荒川区)

4月の桜、汐入公園③

3月中旬の大寒桜から始まった汐入公園の春の桜も、いよいよ終盤を迎えました。
あと一週間くらいは、様々な八重桜を観ることができます。


「スザク(朱雀)」は白さが際立ちます。名前の由来は、古に京都の朱雀に植わっていたことから。


「エド(江戸)」。こちらは桜餅のイメージ。エドに多い種類だそうです。


「フゲンゾウ(普賢象)」。白にピンクが混ざる感じです。花の名前らしくないですが、普賢菩薩が乗っかる白象の鼻に雄しべが似ているところから名づけられたそうです。まあ、なんと。


「イチヨウ(一葉)」。咲き始めはピンクが強いのですが、次第に白花に変化します。若葉が出できた後もたくさんの花を付けて見事です。


「ウコン(鬱金)」。黄緑色の花の色から始まって、終盤はピンクに変化します。八重桜は色の変化も楽しいですね。


桜が若葉を茂らせ始めると、ツツジが眼を楽しませてくれるようになりますね。
気候も良くなり、また楽しみ。


(2023年4月上旬、東京都立汐入公園、荒川区)

4月の荒川の花、黄色い花たち

セイヨウタンポポは今が盛り。大きく茎が伸びて綿毛をつけ、風邪に吹かれて今にも旅立っていきそうです。


パッと見、タンポポに良く似たオオジシバリ。花弁の数が少なくたくさんの雄しべが良く見えますね。

カタバミ。花弁は5枚で、日中の日差しを受けると花が開きます。小さな可愛い花ですが、繁殖力は旺盛。


ヘビイチゴ。荒川の河川敷のグラウンドの片すみに群生していました。花は可愛いですね。
実をつけるころにまた訪れたいと思います。


(2023年4月上旬、荒川河川敷、足立区)