こつこつわくわく四季おりおりに

東京下町の片すみの四季おりおりの風景を気ままに。

4月の花、荒川自然公園②

荒川自然公園のナンジャモンジャの木が満開を迎えています。正式名称は「ヒトツバタゴ」。
そもそもナンジャモンジャは、何という名前か判らない立派な木に対して付けられた愛称とのこと。だから、場所によってクスノキだったりすることもあるとか。それこそなんじゃそれ、ですね。
荒川自然公園のヒトツバタゴはとても立派です。


ユキヤナギに代わって、「コデマリ」も満開を迎えています。


こちらはコデマリに似ていますが、名前は「シモツケ」。もっと濃いピンクをつけているのが多いと思うのですが、荒川自然公園に咲いているのはごく薄いピンク。
シモツケはもっと雄しべが長いイメージがあるので、コデマリのような気もするのですが、ちゃんとシモツケの名札が付いていました。花の同定はホントに難しい。らんまんの牧野博士の功績は多大です。


(2023年4月下旬、荒川区、荒川自然公園)

浜辺の花、4月

空き家のまま残っている徳島の実家に帰省中。父が亡くなって以来、年に3回程帰省して庭の草むしりをしたり、生垣を剪定してなんとか維持してきましたが、家も築45年を超えあちらこちらに痛みが酷く限界が近づいています。

 あとはいつ諦めるか、だけ。田舎に住むという選択は正直ありません。多分あと10年は頑張れない。


そんな思いを抱きながらの帰省。

今までは仕事があったので忙しない帰省でしたが、今回は一週間とのんびりです。


草むしりの後、午後、近くの海岸の防波堤をゆっくりジョギング。


「ハマダイコン(浜大根)」の群生が咲いていてとても綺麗でした。



「ハマヒルガオ(浜昼顔)」も薄桃色の花が春らしいです。


実家の庭にも、色々な小さな花が(いわゆる雑草ですが)我が物顔で咲いていましたが、申し訳ないなあと思いながら、せっせと引っこ抜きました。

いやぁ疲れた。


(2023年4月中旬、徳島県海陽町)

隅田川テラスの小さな花たち、4月

昨日に引き続き、隅田川テラスで見つけた花をご紹介します。今回は、花壇などの片すみにさいていた小さな花たち。


「イモカタバミ(芋片喰)」。ベニカタバミとよく似ているのですが、これはイモカタバミではないかなあと思います。最近はあちらこちらで群生しているのを見かけます。綺麗な花ですね。汐入公園の土手にて。


「ハハコグサ(母子草)」。春の七草のひとつ。七草ではゴギョウと呼ばれています。


「ヘラオオバコ(箆大葉子)」。穂の周りに白い輪を形作っているのは雄しべ。環境省指定の要注意外来生物に指定されています。


「マツバウンラン(松葉海蘭)」。ウンランは海岸に咲く花で、花の形がランに似ていることから。そのウンランに似ているということで、名づけられたそうです。


こちらは、「ツタバウンラン(蔦葉海蘭)」。葉が蔦になっています。石垣の隙間に張り付いて伸びていきます。


(2023年4月、隅田川テラス・墨田区、荒川区)