4月の桜、荒川堤の五色桜
荒川に新芝川が合流するところに、足立区立都市農業公園があります。
そこに咲く桜は、荒川堤の五色桜と呼ばれていて、明治時代にワシントン市のポトマック公園に贈られたのはここの桜だそうです。もっとも当時の桜は排気ガスなどの影響によってほとんど枯れてしまったらしく、今ある桜は昭和56年にワシントンから里帰りした木を増やしたものだそうです。
五色桜の名のとおり、色々な種類の桜の木があります。
「ウスズミ(薄墨)」
「イチヨウ(一葉)」
「ウコン(鬱金)」
「ギョイコウ(御衣黄)」ウコンより更に緑色が濃く、不思議な感じがします。
都市農業公園の前の荒川河川敷には、毎年この時期は美しいチューリップ畑が広がります。
色彩豊かなチューリップが春風に揺らいで、眼を楽しませてくれます。
(撮影:2023年4月上旬、足立区)