こつこつわくわく四季おりおりに

東京下町の片すみの四季おりおりの風景を気ままに。

そぞろ歩き、本郷菊坂あたり

まだまだ昼間は汗ばむ陽気ですが、ぶらぶらと歩いてみることにしました。
千代田線根津駅の改札を出て、本郷方面に坂を上っていきます。このあたりを歩いている学生さんの多くは、きっと東大生ですね。


本郷通り(国道17号)を突っ切ると、こんどは下りになります。下り切ったあたりが菊坂下。
ここから菊坂の商店街を歩きました。


菊坂の一本下の道をあるいていると、右に見えてきたのが樋口一葉の居住跡です。
築90年。木造3階建て。なんと現在は「ICHIYO HOUSE(一葉ハウス)」として、賃貸住宅になっているそうです。手前の井戸も防災用として使えるようです。

更に鐙坂(あぶみざか)の急坂の途中には、金田一京助、春彦の旧居跡がありました。こちらは看板だけ。


再び菊坂に戻り、本郷三丁目に向かってあるいていくと、宮沢賢治旧居跡がありました。
こちらも看板だけ。
最近門井慶喜さんの「銀河鉄道の父」を読んだばかりなので親近感が湧きます。
花巻の実家を家出して、ここで下宿していたんですね。ここでひたすら童話や詩を書き綴りっていたようです。でも家出は姉危篤の報を受けて7か月で終わりました。

このあと、本郷三丁目あたりをぶらぶら歩いて地下鉄湯島駅から帰りました。


次からは、事前にもう少し勉強してから歩くことにしましょう。


(2023年10月、文京区)

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