こつこつわくわく四季おりおりに

東京下町の片すみの四季おりおりの風景を気ままに。

10月の花、荒川河川敷

ようやく涼しくなりましたね。
空が高くなって、薄くたなびく巻雲が秋らしさを引き立ててくれるようです。
河川敷の向こうに見える首都高も気持ちよさそうです。

荒川の河川敷を訪れると、ススキが陽ざしを浴びてキラキラと輝いていました。

川岸近くには、黄色い花が咲いていました。
調べると、たぶんキクイモ(菊芋)。オオハンゴンソウ(大反魂草)ともよく似ているのですが葉の形が違うのでキクイモかと思います。

以前は、秋の荒川の河川敷にはオオキンケイギクが群生していましたが、特定外来生物に指定されて毎秋刈り取られるようになって、最近は見なくなりました。綺麗な花ですけどね。


一方で最近グングン広がるようになってきたのが、アレチウリ。こちらも特定外来生物に指定されています。河川敷もところどころでびっしり覆われていました。すごい勢いです。

それでも、この小さな花たちを求めてミツバチや小さな蝶がたくさん来ていたので、役にも立つんだなあと。


こちらはチカラシバ。


名前の由来は、根が強く張り、力いっぱい引っ張ってもなかなか抜 けないことから。
最近整備された土手の法面に群生するようになりました。
しっかり根を張るので、雨が降っても土が流れないから、法面には最適なのでしょう。


(2023年10月、荒川河川敷、足立区)

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