こつこつわくわく四季おりおりに

東京下町の片すみの四季おりおりの風景を気ままに。

隅田川テラス、5月の花

5月になりました。
気持ち良い季節です。


隅田川テラスも初夏に向けて装いを変えてきています。
定番は「ツツジ」。うかうかしているともうシーズンを終えてしまいそうです。
植込みのツツジも、木が若い時のほうが花付きが良いように感じます。



浅草近くのテラスに植わっている「テイカカズラ(定家蔓)」。ジャスミンに似た芳香をあたり一面に振りまいています。
名前の由来は、鎌倉時代初期、藤原定家は死後も式子内親王を忘れられず、葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説から。


風にそよいで、小さな風車が躍っているようです。


(2023年5月上旬、隅田川テラス、荒川区、台東区、墨田区)

隅田川テラスの小さな花たち②、4月

4月も後半を迎え、いよいよゴールデンウィークに入りました。
年金生活にGWはあまり関係ありませんが、若い人たちの晴れやかな笑顔を見ると元気がでますね。
コロナもこのまま落ち着いてほしいものです。


隅田川テラスで見かけた野草たちをご紹介します。


「ヒルザキツキミソウ」
汐入公園にて。元々は観賞用だったものが野草化したそうです。マツヨイグサの仲間です。


「ナガミヒナゲシ」
道ばたで良く見かけるようになりました。これも汐入公園で映したのですが、花壇に群生して咲いていたので植えたのでしょうか。風が強くて、皆んな首をかしげているようです。


「ハルジオン」
群生して咲くと綺麗ですね。花の色は白から薄いピンクまで。


「アカバナユウゲショウ」
この写真のように、道ばたの土の少ないところやコンクリートの隙間でもたくましく咲き続けます。この花も最近急に増えてきた感じがありますね。


ここからはツメクサの仲間。
「シロツメクサ」。いわゆるクローバーですね。

「アカツメクサ」。
シロツメクサよりも少し背丈があるように感じます。

「コメツブツメクサ」。
小さな黄色の花がぎっしりと咲き、まるで絨毯のようです。


(2023年4月下旬、隅田川テラス、汐入公園、荒川区)

4月の花、荒川自然公園②

荒川自然公園のナンジャモンジャの木が満開を迎えています。正式名称は「ヒトツバタゴ」。
そもそもナンジャモンジャは、何という名前か判らない立派な木に対して付けられた愛称とのこと。だから、場所によってクスノキだったりすることもあるとか。それこそなんじゃそれ、ですね。
荒川自然公園のヒトツバタゴはとても立派です。


ユキヤナギに代わって、「コデマリ」も満開を迎えています。


こちらはコデマリに似ていますが、名前は「シモツケ」。もっと濃いピンクをつけているのが多いと思うのですが、荒川自然公園に咲いているのはごく薄いピンク。
シモツケはもっと雄しべが長いイメージがあるので、コデマリのような気もするのですが、ちゃんとシモツケの名札が付いていました。花の同定はホントに難しい。らんまんの牧野博士の功績は多大です。


(2023年4月下旬、荒川区、荒川自然公園)