日光田母沢御用邸そぞろ歩き
奥日光湯元温泉に泊まった翌日は、バスで日光まで降り、田母沢御用邸に立ち寄りました。
田母沢御用邸は、元は紀州徳永家江戸中屋敷でその後皇室に献上され赤坂離宮となりましたが、明治31年に解体、この日光の地に移築され、大正天皇のご静養のために造営されたそうです。
とても大きくて立派です。部屋数は106もあり、当時の皇室の生活様式を知ることができます。
見学料500円(日光デジタルMaaSで100円引きになりました)を払って入館。
〇御車寄
〇中庭
〇御玉突所
和風建築ですが絨毯やシャンデリアがあって和洋折衷の装いがロマンを感じさせますね。
〇御座所(天皇の居室)
床の間の漆塗りの違い棚
〇御学問所
壁は装飾和紙貼りで丸窓からの風景も見事です。
襖絵なども趣きがあります。
庭も素晴らしい眺めです。
クリンソウが満開を迎えていました。
庭から御用邸を眺めると、ちょうど結婚式の前撮りの撮影中でした。これも良いですね。
御用邸を出たあとは、日光二荒山神社まで歩きました。
日光東照宮にも行きたかったのですが、拝観券の購入が長蛇の列でとても時間がかかりそうだったので、これは次の機会に訪れることにして、五重塔だけ撮って終わりにしました。
輪王寺三仏堂
田母沢御用邸は、違う季節にもぜひ訪れてみたいですね。
(2023年5月下旬)